「パニック障害の症状と治療」
パニック障害の体験記から治療と克服を目指す情報サイトです
HOME
パニック障害の患者数

患者数は年々増えており、
米国では今や10人に3人以上が経験する病気である
といわれています。





2013.04.05 トップページリニューアル
2013.03.01 リンク集を更新しました


 私が初めてパニック障害と診断されたのは21歳の頃でした。それから10年ほど時が経ちますが、
診断された当初に比べて、この病気に対して自分なりのコントロールが出来るようになってきました。
このホームページでは私の経験の記述とインターネット上のパニック障害対策に有益な情報のご紹介を
主に取り上げていきたいと思います。この病気に対する正しい知識を得て頂きたく思います。




パニック障害とは何か
パニック障害(パニックしょうがい)は、
強い不安感を主な症状とする
精神疾患のひとつです。
パニック・ディスオーダー(panic disorder)とも呼ばれ、panic disorder からPDと略記される場合もあります。

従来、不安神経症と呼ばれていた
疾患の一部です。
1992年には世界保健機関(WHO)の国際疾病分類(ICD-10)によって
独立した病名として登録されました。
最近は心の病と考えるより、
脳機能障害として扱われるように
なっています。

パニック障害の症状とは
発作は、満員電車などの人が
混雑している閉鎖的な狭い空間、
車道や広場などを歩行中に突然、
強いストレスを覚え、
動悸息切れめまいなどの
自律神経症状と空間認知
(空間等の情報を収集する力)による
強烈な不安感に襲われます。

症状や度合は、
患者によって様々ですが、
軽度と重度症状があります。
漠然とした不安と空間の圧迫感や動悸、
呼吸困難等でパニックに陥り、
「倒れて死ぬのではないか?」
などの恐怖感を覚える人が少なくありません。

自律神経症状以外にも
手足のしびれやけいれん、
吐き気、胸部圧迫のような息苦しさなどが
ありますが、
それ自体が生命身体に危険を及ぼすものではありません。

パニック障害の治療法
パニック障害は、
脳の機能的障害が基にあり、
それに様々な心理的ストレスが加わって
発症すると考えられています。

多くの場合、症状に対して
脳内物質を補佐する薬がとても有効です。
しかし、治療により発作が消失しても、
すぐに服薬をやめてしまうと、
ほとんどの方が再発してしまいます。
自分の判断で服薬を止めてしまい、
管理人も再発を起こしてしまいました。

ある調査によれば、薬物などによる治療により
「80%」以上の方が
「完治、改善」の方向に向ったようです。

パニック障害は効果的な新しい薬が
次々と開発されています。
社会の認知も広まってきたので、
患者の皆さんにとって希望ある未来が
続いています。




私のパニック障害体験
私は大学生の頃、約10分ほど停まらない
急行電車に乗っていて、
突然息苦しさを感じました。
降りたいけど降りられない。
このままこの電車の中で死んでしまうのではないか。
その恐怖のため、痙攣が起り、
立っているのもやっとの状態でした。
周りの乗客の目も気になり、遠出をすること
に恐怖を感じるようになりました。
様々な病院にて心電図やレントゲンで調べても、心肺機能の異常は見当たりません。

ある日、電車に乗っていて発作を起こし、
そのまま倒れて救護室に運ばれたことがありました。翌日、メンタルクリニックに行くと、
お医者さんは私に「パニック障害」という診断
をされました。
そしてパキシルレキソタン
処方され飲むように指示されたのです。

発症したのが大学2年の頃で、
部活動の合宿や、友人たちとの遊びで、
行きたいところに行けず、
辛い経験をたくさんしました。

この状態で就職することへの恐怖から、
就職活動から逃げてしまった
時期もあります。

私のパニック障害体験 その2
薬を飲み始めて暫くして、
副作用によって夜中に胃痛に襲われること
もありました。
薬の効果が出るまで1ヶ月以上かかること
から、その間、発作を起こすたびに
「本当に効いているのか」
と疑問を持つようになりました。
しかし、飲み続けて行くうちに
気分が晴れていき、
ついには薬さえあれば
新幹線に乗れるまでに回復をしました。
信じて飲み続けてよかったです。

今も投薬治療中ですが、
苦しかった初期に比べますと
症状には雲泥の差があります。
この病気は発作が癖にならない早い段階で
治療を受けると、
ほぼ完治する病だと聞かされました。
ご自身の症状に不安がありましたら、
ぜひともすぐに心療内科を受診されることを
オススメいたします。

精神の疲労は誰しも罹る可能性がありますし、 恥ずかしいことではありません。
あなたを心配してくれる家族、友人と共に、この病気に向き合って行きましょう。

現在服用中
ジェイゾロフト」「ソラナックス
リボトリール
パニック障害のお役立ちリンク

お医者さんの検索サイト

全国の心療内科検索
・ハートネット
http://www.ha-to.net/shinryo/index.html

・全国心療内科ネット
http://www.shinryounaika-z.net/

・心療内科 口コミ・評判サイト
http://www.link-silver.com/sinryonaika/

患者同士のコミュニティサイト

・全国パニック障害の会
http://www.jpdc.or.jp/

・GUIDING-STAR
http://guiding-star.net/
パニック障害の克服を目指す人たち


Copyright パニック障害の症状と治療
inserted by FC2 system